守りたいと思った。





もう少しで、バッグがいっぱいになる。
アイサは胸をドキドキさせながら、足元に下ろしたバッグの中身を覗きこんだ。
もう少しで、バッグがヴァースでいっぱいになる。
触れるとすぐに壊れてしまうガラスに手を伸ばすかの様に、慎重に慎重にバッグに手を入れて、中にあるヴァースにさわってみた。
あたたかい。開いていた掌をぐっと閉じ、ヴァースを一掴みした。
その手触りと共に、あの島の風景が瞼の裏に甦る。生まれて初めて見る、大きな大きな大きな樹。視界いっぱいの緑。肌に触れる独特の風。 そして何より、しっかりと踏みしめる事のできる地面。かたく、それでいてやわらかな、あたたかい大地。
神の住む土地、アッパーヤード。あの地を初めて訪れた時アイサが感じた大きな感情は、言葉で表すことなど不可能だろう。
触れているだけでどうしようもなく懐かしい気持ちがこみ上げてきて、両手にすくえるだけのヴァースを持って帰ってきてしまったのが少し前のこと。 嬉しくて嬉しくて、「二人だけの秘密だよ」と、そのヴァースをラキに見せたら、こっぴどく叱られた。あの島がどんなところかオマエも知ってるだろ、神官どもに見つかったらどうするんだ。
でもあたいだってアイツらみたいに”声”が聞けるよ、つかまる前に逃げるから大丈夫だよ。
そう言うと、ラキはショウガナイね、と溜め息をついて、まだ何か言っていたけれど、結局最後にはアイサの頭をポンポンと叩いて、ワイパーにだけはバレるんじゃないよ、と笑って言った。
それからアイサは時々、みんなにバレるといけないから本当に時々、神の島にこっそりと出かけて行き、こっそりとヴァースを持って帰ってきている。いつも持っていられるように、バッグに入れて。 最初は軽かったバッグだが、最近ずっしりと重くなってきた。つまり。
もう少しで、バッグがヴァースでいっぱいになるんだ。
そう思うとアイサの小さな胸は、抑えきれないほどドキドキとしてきた。知らず微笑みが浮かんでき、大きな目をキラキラさせながら手に掴んでいたヴァースをバッグに戻した。注意深く、ヴァースが少しもこぼれてしまわない様に、バッグのふたをしっかり閉じた。
「よし!アッパーヤードに行ってこよっと!」
元気よく立ちあがり、アイサは駆け出した。
この時間帯だと皆お昼ご飯の準備なんかをしているだろう。村のあちこちから煙が昇っているのが見える。集会用のテントには、誰もいないはず。
ばふばふと足音を立てながらテントの前に来たアイサは、垂れ下がったカーテンをこっそりとめくって中を覗きこんだ。うん、誰もいない。
アイサがいつも神の島に行く時に使っているウェイバーはここに置いている。危ないからって、あんまり使わせてくれないけど。キョロキョロと周囲の様子を見まわし、ウェイバーを持ち出そうとした――のだが。
「…あれ?おっかしいな、ここに置いてたのに…」
こないだウェイバーを使った時に置いておいたはずの場所にウェイバーがないのだ。記憶違いかも、と思いテント中を探し回ってみたのだが、やはり無い。あんな大きなモノを見落とすはずも無いし。
アイサは暫く同じ場所を探し回っていたが、やがてテントの外に出て村外れの森へ行くことにした。 この前乗った時にちょっと調子悪かったみたいだし、誰かが修理しているのかもしれない。残念だが今日はアッパーヤードへ行くのは止めにして、戦闘の特訓をしよう。
自分達シャンディアの故郷、アッパーヤード。あの地を”神”から取り返す為に、村の戦士達はいつも戦いの特訓をしている。体術の練習をしたり、武器の手入れをしたり、様々なダイアルを使いこなせる様にしていたり…。 あの地を取り戻す為の戦いは、アイサが生まれた時から既に始まっていた。アイサが生まれる前から。アイサのお母さんのお母さんのお母さんのそのまたお母さんの…沢山のお母さんが生まれるずっとずっと前から。
今よりももっと小さかった頃、大きな大きな怒りや憎しみ…村中にそれらの感情が大きく溢れた時、アイサは泣いた。ただ恐かっただけでなく、アイサのような幼い子どもには耐えきれない激しい感情のうねりだったから。 今となってはこの”力”にももう慣れ、神の島に行く時などは頼りにさえしているが、それらのうねりをとてもとても敏感に感じ取れる自分も恐ろしかった。どうして自分だけこんな力を持って生まれてきたの?
たまたまアンタはそう生まれただけさ。みんな誰でもひとつは他人と違うモンを持ってるよ、アイサはそれがとても不思議な力だったというだけ。
聞こえてくるわけの判らない”声”がイヤでたまらず泣きじゃくるアイサに、そう言ったのはラキだった。いやだよ、いらないよ、こんなもの聞こえなくていいよ、聞きたくない。
きっと、アイサが素晴らしい戦士になれるようにって、神様カルガラが授けてくれたのさ。
そう言ってくれたのも、ラキ。それからアイサは、この力があまりイヤなものではなくなった。意識していない時には”声”が聞こえない様にもできるようになった。
そうだ、あたいはこの力も使って、強い立派な戦士になるんだ、ラキみたいに!
村の戦士達が戦いに赴く時が多く、間隔も短くなってきた頃、アイサは強くそう思うようになった。 だから近頃はこうやって、誰もいない時を見計らってテントの中や村の外れまで来て戦いの『練習』をしている。昨日はこっそりと武器庫から武器も頂戴してきた。今日、それを使ってみよう。
ラキは銃を使っているのでアイサも銃が良かったのだが、持ち出せたのは剣ひとつだった。柄の先端にダイアルを取り付けた剣。カマキリが持っているのを見た事がある。
カマキリはとっても強い戦士だ。ラキよりも強い。多分この武器がすごく強い武器なんだろうな。じゃあ、あたいも早く使いこなせる様になろう、強い戦士になろう。
森の入り口まで来ると、バッグから剣を取り出し両手に持って構えてみた。両手で持つと、結構軽く感じる。ヒュッと何度か振ってもみる。それだけで自分が強くなったように思えて、アイサは嬉しくなった。次はいよいよ本番だ、木で斬る練習をしよう。
1本の木の前に立った時だ。
「何してる、アイサ」
「うげっ!」
とっさにアイサはもときた道を走って逃げようと思ったが、もう完璧に見つかっているのだ、意味が無い。おとなしくその場で固まった。
そこにはカマキリがいて、サングラスをかけている所為で表情の読み取れない顔で自分をにらみつけて――アイサにはそう見えた――いた。
カマキリはすぐ怒るし、表情が読めないのでアイサはちょっぴりカマキリが恐かった。それでもどこかでカマキリの事を兄のように思ってもいて、時々遊んでもらっていた。といっても、一方的にアイサがまとわりつくだけだったが。
それに恐いといってもワイパーに比べれば全然恐くない。神を怒らせてはいけない?神よりもワイパーの方が恐ろしい。
だけど、こういう時のカマキリは――やっぱりとてもとても恐いのだった。
「昼飯の時間じゃないのか、おれはここで武器の手入れをしてたんだが」と、カマキリはアイサの手に視線をやった。
カマキリの視線が自分の持っている剣に注がれていると気付き、アイサは慌てて剣を背中に隠した。無意味と判っていても、反射的にやってしまう。
「…何でそんなモンをお前が持ってる」
「あ、あたいだって戦士だよ、戦うよ、だから…」精一杯言葉を続ける。「戦いの練習しにきたんだよ」
練習?と一言言い、カマキリはアイサの方に向かって歩き出してきた。アイサは思わず身構えてしまう。
「お前が戦士だって?馬鹿言え」
10歩ほど歩いてきてカマキリは立ち止まった。アイサの真正面だ。
「お前はガキさ」
話す時はいつもしゃがみこんでアイサと同じ目線にあわせてくれるラキとは違い、カマキリはそんなことしない。立ったまま、威圧する様に見下ろして話しかけてくる。 だからアイサも、カマキリと話す時はいつも両足を踏ん張って仁王立ちになり、挑みかかるような口調になるのだった。
「ガキじゃない!あたいはシャンドラの戦士だ!あたいだって戦うんだ!」
もう隠している意味も必要もないし、アイサは剣を自分の顔の前に構えた。刃は出ていないが、出ているつもりで切っ先をカマキリに向ける。
カマキリ相手に殺気立つこともないので、顔は少し笑わせた。
「ホラ、武器だって使えるよ。あたいもみんなと一緒にヴァースを取り戻す為に戦わせてよ!」
暫く、返事が無かった。どうしたんだろうと思い、顔を上げてカマキリの顔を見てみると――
体が震えた。
怒ってる、すごくすごく怒ってる。顔を見ただけでそう感じたのではない、”声”だ、怒りの感情がビリビリと体に伝わってきたのだ。
ヤバイ、と思った瞬間、手に衝撃が走った。
何か目の前で黒い影が走ったのが見え、そのすぐあとに両手にジンジンとした痛みが伝わってくるのが感じられた。それから、手にしていた剣が宙を舞い、2メートルほど横に落ちた音が聞こえた。
力いっぱい、剣を払いのけられていた。
アイサは目をぱちぱちとさせた。手が痛い。痺れている。
カマキリが、大きく振りかぶっていた左手をゆっくりと元に戻した。一度、小さく息を吸いこんだ。
「バカヤロウ!ソレはお前が使えるようなモンじゃねェんだ、ましてやお前みたいなガキがおれ達と一緒に戦うだと!?」
ガッとカマキリに肩をつかまれた。
「いいか、お前はガキだ、ただのガキだ!ガキが一緒に来ても足手まといなだけだ!遊び半分で武器を持つな、アレはテメェのオモチャじゃねェ!」
なんで?
まず頭に浮かんできたのはその言葉だった。あたいはみんなの力になろうと思っただけだ、なのになんでこんなに言われなきゃいけないのさ?
焦点の合わない眼でカマキリを見つめていたアイサは、ハッとして口をきっと結んだ。
「…なんだよ!カマキリ達がエネルに勝てねえから、あたいも手伝おうと思っただけじゃんか!何回も何回も、エネルどころか神官達にさえ敗けっぱなしのクセに!」
カマキリはチッと舌打ちをした。「だからガキだってんだ。奴らと戦った事もないヤツが」
「だから戦わせてって言ってるだろ!ちゃんと覚悟だってできてるんだから!」
「その言葉の重さを知りもしないお前が軽々しく使うんじゃねェ!」
アイサは「ひっ」と身をすくませた。それほどまでにカマキリが大きな声を出した。大きなだけでなく、とてつもない怒りを込めた声を。
もう一度、カマキリは強くアイサの両肩をつかんだ。
痛い。そう思ったけど、声が出なかった。
「戦うことを『練習』だとか抜かすお前が覚悟だと?戦士だと!? 実際に戦場に出た事もないお前にどんな覚悟があるっていうんだ?命を捨てる覚悟がお前にあるか…?仲間を見捨てていっても目的を遂げ様と言う覚悟がお前にあるっていうのか!?」
知ってる。今までの戦いで、沢山の人が死んだこと。見てきた。周りの大人が、アイサよりもずっと大きな人が、泣き叫ぶ姿。聞かせて貰った。戦いに出かけた人から、戦いの様子を。
それでアイサは、知ったつもりになっていた。自分も戦いに出た事があるんだと、そういう気になっていた。
だけどそれは、…知っているだけだった。
本当は、アイサは何も知らないのだ。ラキやカマキリや、彼らの戦いのことなんて、何も。
仲間を見捨てる…?みんなを?そんなことできるのだろうか。多分、いや、絶対できっこない。
「もう一度言うぞ、お前は何の力もない弱いガキだ。ハンパな気持ちで戦うとか口にするな、――死ぬぞ!」
目の奥が熱くなりジワジワとこみ上げてきたものが涙だと気付いた時、アイサはカマキリの手を振り払って一目散に駆け出した。
途中で剣を拾う時に転びそうになりながらも、後ろなんか振り向かずに。
だから、アイサは、自分が走り出したあとにカマキリが「クソッ」と呟いたことも、とても後悔した様子で自分の頭を小突いた事も、何も知らなかった。



「カマキリもさ、ああいう性格だからさ…」
テントの中でアイサは、体を震わせながらラキの膝で泣いていた。
大声で泣き、しゃくりあげ、手で何度も何度も涙を拭う。傍らには、放り出す様にして置かれた剣も転がっていた。
「あた、あたい、悪いこっ、ことしようとしてたっ、んじゃ、ないんだよ?」
「判ってるよ。カマキリだって判ってる」
すがりつく様にして膝の上で泣くアイサの肩にラキは手を当てて、もう一方の手で背中をさすってやっている。ゆっくり優しく体を揺らしながら。
10分近くはそうしていただろうか。アイサの泣き声が次第に小さくなり、涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった顔を上げてラキを見た。
「…あたい、カマキリのこと好きだよ、ラキも好きだよ。みっ、みんな好きだよ、だか、だから少しでもみんなの役に立ちたくて…」
「あのさ、アイサ。全然そうは見えないだろうけど、カマキリはアイサのことすっごく心配してるんだよ」
また涙が溢れてきたアイサの顔に手をやり、涙を拭ってやった。
「だけどカマキリって器用な性格じゃないから、その『心配してる』っていうのを表に出すときどうしたらいいか判らなくて、それでいつも怒っちゃうんだよ。判るかい?」
アイサは返事はせず、ただ赤い顔で鼻をすすりながら、涙のたまった眼でラキを見つめているだけだった。
ラキはそっとアイサの頭を撫でた。
「まあ、判ってやってね。オマエのこと心配してるのはカマキリだけじゃないってことも。あたしも心配だし、みんな心配してる」
「み、みんな?あたいのこと、心配、してるの?」
「そ」 ふふっと笑ってアイサのほっぺたを突っついた。 「見てて危なっかしいんだよ、オマエ」
何か考えこむような顔になってうつむいたアイサを、ラキは抱きしめた。
「ホラ、いつまでも泣いてないでさ、元気出しな。戦士なんだろ?…アッパーヤードへ行って、ヴァース取ってくるかい?」
その途端、アイサは元気よく顔を上げた。 「行ってきていいの!?」
「無事に安全で戻って来れるんならね。あともしもの時は何もせずに逃げること。約束できるかい?」
「うん!できる!」
顔を輝かせたアイサだったが、すぐ気付いたように、
「でもあたいがいつも使ってるウェイバーがないんだ、ここの中においてたんだけど」
心もとなさそうに辺りを見まわすアイサの言葉を聞いて、ラキは気付かれない様に小さく笑った。
ああ、アレか。
今朝、ゲンボウが言ってきた。カマキリがテントの裏にウェイバーを置いているのを見かけたが、あれはアイサのではなかったか、と。
これもカマキリなりの心配のあらわれなのだろう。アイサがアッパーヤードへ行かないように、少しでも危険ではないように、と。
ラキはにっこり笑ってウィンクしてみせた。
「ゲンボウのとこ行っといで。あれちょっと壊れてたから、ゲンボウが直してくれてるよ」
「ほんと!? わかった、行ってくる!」
そう言ってアイサは、ぴょんっとラキの膝の上から飛び降りた。転がっていた剣を忘れず引っつかんで。
「何だかんだ言ってもやっぱりオマエもまだ子どもなんだ、無茶するんじゃないよ!」
テントから走り出て行ったアイサの背中にそう呼びかけると、ハーイと言う返事が聞こえてきた。
やれやれ、とラキは立ちあがった。ずっとアイサを抱いていたので、少し膝の辺りが痺れている。
アイツ、大きくなったんだ。
自分もテントから出て行こうとすると――
カマキリと鉢合わせした。
背後に顔をやる。「…アイサは、どこに行ったんだ?」
「ちょっとね。いつものとこだよ」
ラキが腰に手を当ててそう言うと、カマキリは苦々しげに息をついた。
「またか。しょうがねェな」
そうは言いつつも、結局許してくれている。
苦りきったような顔をしているカマキリを見て、ラキは笑みをこぼした。
「カマキリも、アイサには甘いよねえ」
「…アイサに一番甘いお前が何言ってんだ。大体いつもワイパーにバレないようにうまいことごまかして庇ってるのもブラハムだし…」そこで初めて気付いたように、「アイサはどうやってアッパーヤードへ行ったんだ?」
「残念、次からはもっと見つけにくい所に隠しときなよ。ウェイバーならゲンボウが見つけて、修理までしてくれてる」
そこでついにカマキリは、大きく肩を落として、額に手をやった。
「結局みんな甘いんじゃねェか」
ラキは思わず吹き出してしまった。




守りたいと、思ったんだ。
小さなアイツを守ってやりたいと、そう、思ってたんだ。
自分のノドから出ているはずの呼吸だったが、酷く遠くから聞こえてとても自分のものとは思えなかった。
息を吐き出すことすらとても困難で、そのたびに体に激痛が走った。口の中は血の味で満たされている。
…ああ。おれは”神”を見たんだ。
自分は今、かたい大地の上に倒れているはずだったが、それを感じる感覚は既に失われていた。
アイツを守るって?誰が?おれが?自分の身さえ守れないおれが、アイツを守ってやれるっていうのか?
天に広がる青い空が、涙でぼやける。この空ももう、見れないのだろうか。
カマキリは、先程ラキが自分に預けて行ったアイサのバッグに手を伸ばした。皮膚が引きつっていて、それすらも困難だったが、必死に抱き寄せた。
ラキ、止めろ、ワイパーを止めろ。無理なんだよ、あいつは本当に”神”だった。勝てない、勝てない、絶対勝てない、逃げよう、逃げよう、みんなで帰ろう……
「…ミんなで…帰るンだ…!」
そう、みんなでだ。誰か一人欠けてもダメなんだ、みんな揃って帰るんだ、この懐かしい場所へ。おれ達の故郷へ。
もう、考え続ける事さえ不可能になってきていた。
呼吸が乱れ、頭に黒い霧がかかる。
片手だけでアイサのバッグを強く抱きしめ、そこでカマキリの意識は途切れた。




この戦いが終ったら、優しい大地の上で転げまわって一緒に遊ぼう。約束だ。








☆なじ☆
えーとアレですシャンディアでのイチオシカプ、カマキリとアイサちんでッス★ いやカプっつーかコンビ?ってか何て言うか。とりあえず一度は書いとかねば!と!あとみんなに大切にされてるみんなのアイドルアイサチャンみたいなのも書きたくてですね!
アイサってどうやって神島行ってんでしょう何か27巻見ると歩きで戻ってきてるんですけどまあウェイバーってことで! あと最後なんかカマキリ死んだくさいですけど別に死んでませんので!気ぃ失っただけッス!マジ無事だといいんですが!
それと最後に
途中でラキさんが言ってた「あともしもの時は何もせずに逃げること。約束できるかい?」ってのはえりちゃんのお話様「かむなび。」とちょいとリンクさせてみました☆


03.3.17


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