「ドフラミンゴ」 「何だおつるさん」 「そこをおどき。書類に目を通す事もできやしない。座るんなら机じゃなくて椅子にしなさい」 「フフ!嫌だね。ここの方があんたの顔がよく見える」 「…………」 「おいおいそんなに大げさな溜息つかねェでくれよ、フフフ!! それに何も一生どかねェワケじゃない、さっきから言ってるだろ? あんたがお年玉をくれりゃあいい子にするってな、それも今年一年中だ!フッフッフッ!!」 「去年も一昨年もその前もそう言ってたねえお前は… 今年も来ると思ってたらやっぱり来たよ」 「おつるさんの顔を見ねえと年は始まらねェからな。 去年も一昨年もその前も、あんたがお年玉をくれたからいい子にしてただろおれは?」 「表面上はね」 「フッフッフッ!!いい子にしてたさ表でも裏でも!」 「どうだかねえ」 「おやおや…おれはよっぽど信用がねェらしい。 子どもってのはな、おつるさん。お年玉貰えりゃ暫くはいい子にしてるもんさ」 「そんなもんかい?」 「そんなもんさ。おれンとこの小僧共も…つっても一部の奴だがな…フッフッフッ、"お年玉"やるからいい子にするかって訊いたら目ェ輝かせて素直に頷くんだ。可愛いもんだ、フフフ!!」 「可哀想に。どうせあげやしないんだろうお年玉なんて」 「フフ!フフフ!!さすがおつるさんだ、解ってるな!」 「部下といってもあんまりいじめるのはやめておあげ」 「んん〜〜〜他ならねェおつるさんの言葉じゃあな… 考えてやってもいい。ただし」 「お年玉、だろう?」 「フッフッフッ!!!そうさ!あんたがお年玉をくれりゃあおれもいい子にするぜ!?」 「………ふう………全くしょうのない子だ…」 「フフ!!やっとその気になってくれたかおつるさん!」 「…三分だけだよ」 「十分」 「この話は無しだね」 「いや、待て、解った五分でどうだおつるさん」 「……ほんとにお前は…… …五分だよ。それ以上延長は無しだ」 「フフフ!!好きだぜ〜〜〜おつるさん!!」 「ごちゃごちゃ言わないで早くおいで。ほら」 「〜〜〜♪やっぱり年の初めにはおつるさんの膝枕だよな〜〜v」 |
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